歴史を紡ぎ次の時代へ

震災前地獄温泉には3つの名物温泉がありました。

一つは奇跡の温泉「すずめの湯」、もう一つは仇討の湯。そして元湯。

すずめの湯は言うまでもありませんが、「仇討の湯」は男性露天風呂を望む高台にあるといういつも覗かれている女性が男性を覗き返すユーモアあふれる温泉でした。

そして元湯は昔ながらの大きな梁が印象的なお風呂。
今回の震災を受けて、当たり前に同じ温泉を復元するのではなく、
今までの歴史を受け継いで更に震災にも耐えうる強度や
安全を考えた温泉となりました。

懐かしい雰囲気と新しい雰囲気を是非感じていただけたらと思います。

元の湯・すずめの湯と同様に根強いファンが多かったのが「元湯」。
大きな梁と石造りの浴槽が印象的な本館にあった内湯温泉でした。

元湯も震災に遭いましたが、
場所を変えて元湯の浴槽に使っていた石をそのまま使用。
元湯の木も含めこれから先の100年に耐えうる大きな梁を使い、
昔ながらの木組みの伝統工法で作られた元の湯は、
年を経る毎により良い雰囲気となることでしょう。

また、以前の元湯にはなかったシャワーなども設置して
より今風の快適なお風呂となっております。

たまごの湯

仇討の湯の脱衣場があったあたりに新しく建てられたのは「たまごの湯」。
仇討の湯の源泉名「たまご地獄」から名前を取って「たまごの湯」と名付けました。

たまごの湯のコンセプトは元の湯とは異なり、震災にも地獄温泉を襲った土砂災害にも耐えられるRC構造で造られています。

これはもし今後土砂災害があったとしても、たまごの湯が障壁となり元の湯を始めとする地獄温泉の敷地を守るという役目も兼ねています。
近代的な見た目ですが、中に入ると木材をふんだんに使った柔らかな雰囲気が
印象的なお風呂です。

また、たまごの湯から見える阿蘇の景色、特に夕景は絶景です。
目の前が災害によって開けたからこそ気付けた絶景を生かした
「たまごの湯」をお楽しみください。

また、展望露天風呂として震災にも生き残った「仇討の湯」も復活していますので
昔の雰囲気を知っている人には懐かしいお風呂です。

<注意事項>

・男女別内湯ご利用の際は湯浴み着を着ずにご利用いただけます。
・元の湯・たまごの湯にはシャワー設備・シャンプー等がございます。
・脱衣場にはドライヤーがございます。